[ 製品・技術についてのお知らせ ]
2021.10.14
(海外)BIM⁺GIS高速道路プロジェクトがbuildingSMARTInternational Award for BestDesignを受賞
去る10月7日、buildingSMART
International Awards 2021で、中国四川高速道路研究所が主導する「川沿い高速道路(国道G4216):中国南西部のopenBIMフラッグシップメガプロジェクト」が設計部門で優勝しました。BIM+GISの先進事例で、GISプラットフォームにSuperMapが採用されています。
オンラインによる最終プレゼンテーション
受賞プロジェクトの紹介
四川高速道路研究所では、常にBIMの研究と応用に取り組んできました。データを中核として、標準システム、生産システム、配信システム、アプリケーションシステムを革新的に構築しました。同研究所開発のクラウドベースCCDSデータコラボレーションシステム、生産支援システム、配信システム、施工・維持管理統合BIMプラットフォーム、およびその他の主要テクノロジーは、今回の受賞プロジェクトに活用され、フルサイクルデジタルを形成しています。これらは、BIM標準の適用、協働作業、BIMプラットフォーム間の連携、フルサイクルのクロスフェーズデータ配信など、業界が直面している問題の解決に効果的であることが実証されています。
川沿い高速道路プロジェクトは巨大かつ広域で複雑で多様化した建設現場の特徴により生まれるBIMまたはGISの個別システムの制約を受けていました。四川高速道路研究所では、BIMとGISの融合を図り、クラウドベースのCCDSデータコラボレーションシステムをSuperMapGIS基本プラットフォームと統合しました。CCDSデータコラボレーションシステムは、計画および設計のBIMデータをSuperMap
UDBデータソースに直接出力します。これにより、広域、マルチソース・異構造データを一元管理し活用することにより、データ管理・データ分析の効率化を実現しました。
BIMデータ伝送チャネル
本システムを活かして、四川高速道路研究所は、BIM+GIS融合技術を高速道路建設のニーズに合わせて、高速道路の建設と維持管理のための統合BIMプラットフォームを開発し、川沿い高速道路プロジェクトに適用しました。
SuperMap UDBデータソースへのIFC出力
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