大学向け校地校舎管理支援システム

SuperMap GISを活用し、測量成果と建物平面図などを統合した大学向け施設管理システムを構築しました。

クライアント: 株式会社 東光測建様

プロジェクト概要

株式会社東光測建様は、日本大学生物資源科学部湘南キャンパスの測量業務を受注した際に、測量電子成果の維持管理・活用を目的としたシステムを開発し、納品したのがSuperMapのGISエンジンを利用し始めたきっかけです。その後、様々なデータや機能を追加し、他大学向けシステムも開発しました。現場の課題である「紙図面がまともに管理されていない」という問題を解決するため、高度に電子化された図面情報をGIS上で活用するシステムとして、SuperMapの導入を決定しました。

大学キャンパスマップと校舎平面図のイメージ 校舎管理画面と校地管理画面のイメージ

システムの特長

このシステムは、必要十分な機能を備えながらも現実的なコストで開発・維持管理が可能です。これにより、お客様は「必要な時に、必要な図面が簡単に出力できる」「数日システムを見れば校内の状況が把握できる」「業務の引き継ぎがスムーズに行える」といった効果を実感されています。また、GISが広範囲の地理情報だけでなく、建物1棟レベルの狭域の図面情報も管理・分析できるという、ミクロからマクロまでをカバーするGISエンジンとして活用されています。

お客様の声

株式会社 東光測建 GIS情報処理課 グループリーダー 石射正章氏(企画開発責任者、肩書は2019年当時)のお話

「施設管理の現場では、紙ベースの図面がまともに管理されていないという問題があります。図面情報を最新に保つには高度な電子化が必要で、それを活用するにはCADよりGISが向いています。SuperMapは、高機能でありながら価格を抑えるという設計思想が我々のニーズに合致しました。今後も、建物1棟レベルの狭域データの管理・分析機能の追求に期待しています。」